アラフィフおやじ、無職になる。

20年従事した仕事を辞め、野に放たれたアラフィフおやじの日々徒然。

アラフィフおやじの入院生活 ②

ようやく痛みもなくなり、妻と娘も一旦帰宅。

なんだかんだでグッタリしてしまったので、少し寝ようかと思ったのも束の間。
少し安心したからなのか急に便意が襲ってきた。

さて、ここでおやじは考えた。
尿道カテーテル挿入と同時に、私の下半身は大人用オムツに覆われている。
そして尿道カテーテル以外にも、左腕には点滴、右腕にも何やら装置がつながっている。
どう考えてもトイレになど行かせてもらえそうにない。

これは・・・このまましろということか・・・!?

もはや痛みが引いた身にとって、オムツにしてそれを処理してもらうなどというのは恥辱以外のなにものでもない。
できればそれは避けたい。
迫りくる便意。これはもう考えている余裕はない。

ナースコールON!

来てくれたのは男性看護師。ちょっと安堵。
「あの・・・大の方はどうしたらいいんだろう・・・?」
「あ!ええとですね。〇〇さんはちょっとトイレに行くのは無理なので、差し込み便器でしてもらう形になりますねー」

と看護師くんが取り出したのがこれである。

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ええええええ・・・;;;;;
これにすんのぉ・・・;;;;;

どう見てもちょっとデカめのちりとり。

収まる気がしない!


しかし、もう躊躇している余裕なし!
もうね、覚悟を決めてやってやりましたよ;;;;;

そして・・・

結局終わったらシモの世話をガッツリされました;;;;;

まさかこんな風に介護を受けるようになるとは考えたこともなかった。
もうね・・・ホントにちょっと泣きそうでしたよ・・・
そりゃ看護士さんも仕事って割り切ってるんだろうけどさ・・・
ごめんよー・・・こんなおっさんのシモの世話させてさぁ・・・
恥ずかしさと申し訳なさでいっぱいだったさ・・・

そしてこの日からおやじはしばし便秘になるのであった。